ANAシドニーー羽田便ビジネスクラス搭乗リポート

ANAビジネスクラスシドニーー羽田便搭乗券

2015年12月に就航した全日空(ANA)の羽田—シドニー直行便。スターアライアンスの日本直行便が就航するのはオーストラリアの航空会社アンセットが破綻して以来。長らくカンタス航空と日本航空のワンワールドのみの運航だっただけに、ANAの参戦は在豪日本人にとっては、待ちに待った朗報!

そこに、日本一時帰国の予定が。選んだのはこのANAの羽田直行便。ちょうどマイレージが貯まっていたこともあり、ビジネスクラスを予約しました。今回は待望のシドニーー羽田直行便、ANAのビジネスクラス搭乗リポートをお送りします。これから旅行や出張でシドニーへ渡航を予定されている方は是非参考になさってください!

オンラインチェックイン

事前にEメールが届き、搭乗24時間前にオンラインチェックインが完了。Eボーディングパスもプリントし、準備はOK。空港ではビジネスクラス優先搭乗カウンターもありますが、すでにオンラインチェックインを済ませている場合は荷物預けだけのカウンターでチェックインしても大丈夫。ビジネスクラス搭乗者にはExpress Pathの紙が渡されるので優先ラインを利用して、出国手続きとセキュリティチェックを済ませることができます。

自動化出国手続きとセキュリティチェック

出国手続きは無人化が進み、以前のような移民局係官がチェックするブースは無くなりました。出国審査場には自動出国手続きのための機械がずらっーと並び、2段階チェックになっていて、パスポートの顔写真ページを下にして機械に通します。パスポートが中に入り、出てきたらチェックが完了。正面のゲートが開くのでそのまま前に進みます。床に足型のサインがあるのでそこに立ち、カメラのイラストがあるほうを向き、パスポートの顔写真と同一人物かのチェックが行われます。

認識が完了すると正面のゲートが開き、これで出国審査は完了! そのあと、透明の箱(投票箱のような)が置かれてあるのでこちらに事前に記入した緑の出国カードを入れます。記入については従来同様です。稀に顔が認識されずにエラーになることもあるようですが、その場合は移民局の係官が対応してくれるのでその指示に従いましょう。その後、X線の手荷物チェックを受けてセキュリティチェックも完了です。特に事前登録の必要もなく、全員がこの自動化システムを使うことになり、かなり簡素化されました。

空港ラウンジ

ANAのビジネスクラス搭乗者が利用できるエアニュージーのラウンジ
ANAのビジネスクラス搭乗者が利用できるエアニュージーのラウンジ

ANAビジネスクラス搭乗者は同じスターアライアンスのAir New Zealandのラウンジが利用できます。この羽田—シドニー線はAir New Zealandとのコードシェア(共同運航)便でもあります。

セキュリティチェックのあと、ANA NH880便の搭乗ゲートまでは少し距離があります。搭乗ゲートに近いエスカレーターで上がった2階にAir New Zealandのラウンジがあります。ラウンジに入るとボーディングパスをかざす機械があるのでチェックインします。ラウンジで使える無料WiFiパスワードのカードをもらいましょう。

ラウンジはまだ新しく、落ち着いた感じの少し暗めのソファエリアと食事や飲み物が置かれるカジュアルな明るいダイニングエリアがあります。この時間はニュージーランド便が少ないのかほとんどの利用者がANA便の日本人でした。 

ANA B787-900に搭乗

B787-900のANAシドニーー羽田線のビジネスクラスはフルフラットのスタッガードシート
B787-900のANAシドニーー羽田線のビジネスクラスはフルフラットのスタッガードシート

搭乗時間になり、ゲートに移動。今回のANA便はB787-900。羽田からの就航便はスターウォーズ号だったことでも話題になった機材です。ビジネスクラスは1-2-1列のスタッガードシート。座席が互い違いになり、それぞれのシートから独立して通路に出ることができます。窓側は1席のみですが、シートが前後で互い違いになるため、窓に近い側に座席がある場合とテーブルがある場合に分かれます。窓から外を眺めたい場合は窓に近い側に座席があるシートを予約しましょう。

↓こちらのシートは窓側がテーブルタイプ

ベッドマット「エアーサイクロン」と軽くて暖かいコンフォートが用意されるB787-900のビジネスクラス
ベッドマット「エアーサイクロン」と軽くて暖かいコンフォートが用意されるB787-900のビジネスクラス

足元には小さなスーツケースや荷物が置け、18インチの大型ディスプレイはタッチパネルとリモコン両方で操作ができます。シートはフルフラットで、就寝用には東京西川の「エアーサイクロン」という表面がメッシュタイプのベッドパッドと薄くて軽いキルトのコンフォーターが用意されています。これで快適な眠りが約束されるはず!(まだ眠っていないので寝心地はわかりませんが…。)

B787-900 ANAシドニーー羽田便ビジネスクラス、ロクシタンのアメニティ
B787-900 ANAシドニーー羽田便ビジネスクラス、ロクシタンのアメニティ

アメニティは女子にはうれしいロクシタンの黄色のポーチにクリーム、リップクリーム、アイマスクなどが入ったもの。

機内食

ANAシドニーー羽田線ビジネスクラス機内食
ANAシドニーー羽田線ビジネスクラス機内食

機内食は和食と洋食の2種類から選べます。で、迷った結果、今回は和食をチョイス。前菜は冷やし茶碗蒸し、蛸煮、白身魚唐揚げ。炊き合わせは海老真丈と彩り野菜。主菜は豚肉の和風バーベキュー焼きと野菜の揚げ浸し、そして白御飯。味噌汁と漬物、フルーツが付きます。

それぞれ前菜から順番に出てくると思っていたのですが、すべてがトレーにのって一度に出てきました。ゆったりと食事を楽しむ感はありませんが、中距離路線のフライトであれば早く食べて早く寝たい人も多く、そうした人にはこのほうが便利かもしれません。

ANA便の食事は基本1回。通常の食事後、お腹がすいた人はいつでも好きなタイミングで注文できる軽食には一風堂の味噌ラーメンや風月堂のお好み焼きなどがあります。(風月堂のお好み焼きは羽田発のみ)

その他の機内設備

機内エンターテイメントでは映画、ドラマ、ゲーム、マップなどが選択できる
機内エンターテイメントでは映画、ドラマ、ゲーム、マップなどが選択できる

今回のANA B787-900の羽田便の機内トイレはウォシュレット付き。窓はエアカーテンで何段階かにシェードを調整が可能。また、とにかく機内では寝ていたい、起こされたくないという人にはシートのリクライニングを調整するボタンの中に”DO NOT DISTURB”ボタンがあるので、それを押しておけば、座席の上部に表示され、CAさんにもわかるようになっているので、不要なサービスは声をかけられることもなく、ゆっくり眠りにつけるのもうれしいシステムです。

前述した、就寝用のベッドパッドと柔らかな肌触りの良いコンフォーター。普段横向きになって寝ることが多いですが、まっすぐ仰向けになって寝てみるとその心地よさがわかりやすかったです。腰への負担も少なく、もちろん足もまっすぐに伸ばせるので快適に眠れました!

食事が終わるまでの間に1本、食後に寝転がりながらもう1本、合計2本の映画を観た後、しばし睡眠 zzzzzzzzzz。

機内で軽食、一風堂のラーメン

食後に自由にオーダーできる軽食、一風堂の味噌ラーメン
食後に自由にオーダーできる軽食、一風堂の味噌ラーメン

数時間の眠りのあと、目が覚め…、そうすると見事にお腹がすいていて…。そこで思い出した機内の軽食。「一風堂のラーメンを注文しよう!」ということで、一風堂の味噌ラーメンを注文。出されたのはボリューム的にもちょうどいいミニラーメン。まだまだ他の乗客が就寝する中、ひとりズルズルとラーメンをすする音、スミマセン…。

中距離路線で決まった食事が2回だと寝ていたいときにはうるさく感じることもありますが、通常の食事以外は好きな時に注文するこのシステム。寝たいときは寝て、起きているときには映画や食事を楽しむという選択ができるのも個人的には気に入りました。

ちなみにラーメンの後はグルテンフリーのバニラアイスクリームも注文。しかし、これがとにかくカッチカチ状態。食べたいのに食べられない…。なかなか溶けないのでナプキンで包んで手のぬくもりで溶かすこと15分?いやもっとかも…。もう少し食べられる状態で出してもらえると助かります。

B787-900の機内から見るキレイな雲海
B787-900の機内から見るキレイな雲海

その後、窓の外も明るくなってきた頃、他の乗客の人も軽食を注文し始め、一風堂のラーメンが座席に何度も運ばれていました、笑。

ANAの羽田ーシドニー路線が復活し、羽田夜発ーシドニー早朝着、シドニー夜発ー羽田早朝着便は日本で仕事を終えた後羽田を発ち、ギリギリまで現地シドニーに滞在し、羽田に早朝着後、そのまま仕事にも行けるので日数をあまり取れない出張や観光の人も時間を有効に使えるのでこれからもきっと利用すると思います。

 

 

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